役職 第一病棟部長
国立病院機構四国がんセンター
骨軟部腫瘍整形外科・リハビリテーション科
杉原 進介
この度、第13回日本がんリハビリテーション研究会を、2025年 3 月 22 日(土)、23 日(日)に松山市の愛媛大学城北キャンパスで開催させていただくこととなりました。
国立病院機構四国がんセンター
骨軟部腫瘍整形外科・リハビリテーション科
杉原 進介
この度、第13回日本がんリハビリテーション研究会を、2025年 3 月 22 日(土)、23 日(日)に松山市の愛媛大学城北キャンパスで開催させていただくこととなりました。
平成19年4月にがん対策基本法が施行され、各都道府県にがん診療拠点病院の設置が求められ、がん治療の均てん化に伴い、がんのリハビリテーションも広く認識されるようになってまいりました。平成22年度診療報酬改訂で、がん患者リハビリテーション料が新設され、がんの治療と切り離せない領域となっています。本研究会は、がんのリハビリテーション診療に携わる医療関係者が一堂に会し、臨床上の課題や日頃の研究について発表し議論する場で、がんのリハビリテーションに携わる多種職間で情報を共有し交流を深める場としても大変重要な役割を果たしています。チーム医療が大きくクローズアップされている昨今ですが、がんのリハビリテーションの現場では、看護師、リハビリ専門職、がん治療担当医、リハビリ専門医、在宅ではさらに介護士やケアマネージャーが関与することになります。残念ながらこの領域が比較的新しく学校教育課程では扱っていないこともあり、相互理解が不十分なためチーム医療の観点では大きな問題がある状況と考えています。
今回のテーマは「がんリハビリテーションにおける多職種連携と多診療科連携の課題と展望」といたしました。例年通り、がんのリハビリテーションの第一線で御活躍されている著名な講師の先生方に最新の情報を提供いただき、熱い議論ができることを期待しております。3月下旬の春色の候となり寒さも緩むころですが、多くの先生方のご参加をお願い申し上げます。
本研究会の準備・運営は、できるだけ簡素・質素を旨とし、研究会運営経費につきましては、参加者からの参加費でまかなうことが本来ではありますが、その参加費の徴収も慣例上限度があります。本研究会の内容を充実させ、その成果をより大きなものとするためには、各方面からの浄財によるご支援を仰がざるを得ないのが実情です。
つきましては、本研究会の趣旨にご賛同いただき、格別のご高配を賜わりたくお願い申しあげる次第です。
末筆ではございますが貴社の今後益々のご繁栄を心より祈念いたします。
令和6年1月吉日
杉原進介
令和6年1月吉日
杉原進介